クリパルヨガを初めて受けた日

 

あの日のことは今でも鮮明に覚えているくらい、私にとっては衝撃的な体験だった。

 

クリパルの人は「体験」という言葉をよく使うけど、まさにこれは身体で感じた、体験だった。

 

 

3つめのヨガ教室となる所で初めてクリパルヨガを受けた。

 

新潟にいる時は自分で選べるほどヨガ教室がなく、流派もそんなになかったので、京都でいろいろな先生、流派を受けれたのは楽しかったし、

いま改めて考えると、自分がどの流派を選ぶか、実際受ける中で考えられたのは良かった。

 

たまたまスケジュールが合って、クリパルヨガを受けてみた。

 

何度も「目を閉じて」と言われて、実際目を閉じてやってみると、自分が今までどれだけ先生や周りの人の目を気にしながらヨガをしていたのか気づいた。

 

他の人よりどれだけ足が高く上げられるか、綺麗な形になれるかばかり考えていたと思う。

 

目を閉じたらもちろん周りは見えなくなる。

そうすると自然と自分の身体の感覚、呼吸に意識がいく。

 

簡単で単純なポーズでも、とても集中していたと思う。

 

 

終わった後、すごく元気になっていた。

仕事のストレスがすごかったので、尚更感じたのかもしれない。

 

自分の強さを感じて、自分の中からエネルギーが湧いてくるのを感じた。

 

帰り道、すぐクリパルヨガについて調べて、本も買った。

(本は先生向けだったので、その時は結局あまり読まなかったが今は熟読している)

 

他にも何人かの先生、流派を受けたけど、もし自分が教える側になるのなら、自分の体験からクリパルヨガを伝えたいと思うようになった。

 

先生もいい意味で人間味があって、同じ人間だと思った。

(朝が苦手だから昼過ぎのクラスしかしないと言ってたのも、正直でめちゃくちゃいいと思った)

 

この体験は今、自分がクリパルヨガを伝える時の源になっている。

 

あの時の私と同じように、潜在的にクリパルヨガを必要としている人はきっといっぱいいる。

多くの人は救えないけど、本当に一人でもいいから救えたらいいなと日々思っている。